ペイントで合成しよう

401synthesis_paint_00eyecatch合成
広告
サスケ
サスケ

最初に言っておこう、面倒くさいぞ

ミノ子
ミノ子

いやいや、多少の面倒は耐えますよ!?

サスケ
サスケ

お絵かきソフトのありがたさを強調するためにも、ひさしぶりにやってみようと思って始めたが……。はっきり言おう。後悔した

ミノ子
ミノ子

そこまで言われると、ちょっと……。参考までにしておきます

要約

VRoidのキャラクターを背景に合成するのはペイントでもできる!

……でもけっこう面倒くさい。お絵かきソフトの使用をオススメします。

↓よろしい! ならばお絵描きソフトだ! ってかたはこちら。

↓このサイトで主にお世話になっているopenCanvasもおすすめ。

キャラクターの切り抜き

まずVRoidでキャラクターを撮影します。

え? 何それ? って人は以下をご参照ください。

以下が撮影した画像。今回のモデルはミノタウロスのヒーラー、ミノ子です。

paint01_VRoid
キャラクター撮影

何が大変って、キャラクターの切り抜きです。

VRoidの撮影で出力される画像はPNGファイルであり、背景は一見ベタ塗に見えても、いろいろな色で構成されています。ペイントでは透過色を一色しか選べないので、合成をおこなうためには、背景を一色のベタ塗にする必要があります。

ということでペイントでキャラクター画像を開いて、ベタ塗していきます。

paint02_red1
背景を派手な色で塗りつぶし1

なるべく派手な色を選択して(ここでは赤)、背景をペンキマークで塗りつぶします。いっぺんに塗れないということで、様々な色があったことがわかります。

paint03_spoit1
残った背景をスポイトで選択1

作業をしやすくするため、少し拡大します。スポイトツールで、後ろに残った元の背景色(灰色)を選択します。

paint04_gray1
背景を元の背景色で塗りつぶし1

選択した元の背景色で、派手な色を塗りつぶします。

これでベタ塗完成! ……なんて甘い話じゃないですよ。これを繰り返します。

paint05_red2
背景を派手な色で塗りつぶし2

ふたたび背景を派手な色で塗りつぶすと、やっぱり背景はベタ塗になっていなかったことがわかります。

paint06_spoit2
残った背景をスポイトで選択2

またしてもスポイトを使って、残った元の背景色を選択します。

paint07_gray2
背景を元の背景色で塗りつぶし2

元の背景色で派手な色を塗りつぶします。

paint08_red3
背景を派手な色で塗りつぶし3

で、また派手な色で塗りつぶし。今回はラッキーでした。三回目でベタ塗完成です。

paint09_redall
背景を派手な色で塗りつぶし全体

全体を確認します。そうすると変な所があったりするので修正します。今回の場合、青枠の中が残っていましたので、ここも同じ手順でベタ塗しました。

paint10_white
背景を白で塗りつぶし

問題なければ背景を白で塗りつぶします。「白」というか背景色で設定する色です。まあ、大体白です。

キャラクターと背景の合成

背景画像を準備します。ここではWOMBOで生成した画像を背景として使います。

paint11_back
背景

キャラクターの切り抜きをおこなったものとは別のウィンドウを立ち上げて、背景画像を準備するといい感じです。

paint12_copy
キャラクターのコピー

背景画像が準備できたら、キャラクターのウィンドウに戻って必要な範囲を選択し、コピーします。

paint13_paste_setting
キャラクターの貼り付け設定

背景画像にキャラクターを貼り付けると、キャラクターの背景色も一緒に貼りつけられます。これだと困るので、選択の設定から「透明の選択」をチェックします。これは上の色見本にある「色2」を透過色とする設定です。

paint14_paste_complete
貼り付け調整

キャラクターの背景色と「色2」が同じ「白」なので、透過色扱いされました。このままだと大きすぎなのでサイズを調整します。

paint15_paste_adjust
貼り付け調整結果

ちょうどいい大きさに調整して、キャラクターと背景の合成完了です。……ひさしぶりにやったけど、メッチャ大変だなコレ。

おとなしくVRoidの撮影時に背景を設定したほうがラクな気もします。でもあれはあれで背景の調整が面倒くさい。ということで一長一短、好みの問題ですな。

ということで、お絵かきソフトがやっぱりおススメです。

まとめ

VRoidのキャラクターを背景に合成するのはペイントでもできる!

……でもけっこう面倒くさい。お絵かきソフトの使用をオススメします。

↓VRoid Studioでも工夫すればこんなことができます。

↓ここまでくるとペイントでやる気はさらさら起きません。

↓合成を使えれば4コマ漫画にも役立ったりします。