だんだん我ながらわからなくなってきた。ミノ子は3DキャラとAI画像生成キャラ、どっちが好きだ? ……3Dキャラアイコンに聞くセリフじゃないけど
難しいですけど、僅差でAI画像生成キャラですかね。……3Dキャラアイコンが言うセリフじゃないですけど
ということでみんなに聞いてみた。結果は……、ちょうど半々だった
世の中的にもまだ決めかねてる状況なんですかね
要約
このページでは3DキャラクターとAI画像生成キャラクターのどちらが魅力的かについて示します。
示しますって書いておいてアレなんですけど、当然結論は出ません。自分的にもまだ迷い中、わずかにAI画像生成キャラリード。世の中的には投票をおこなった結果、拮抗しているという結果になりました。
つまり趣味の問題ですよ。当たり前の話ですけど。
はじめに
2023年2月23日におこなわれたPixAI.artの新規機能追加により、ControlNetを気軽に使えるようになりました。それまではハイスペック環境を整えなければ使えず、高嶺の花だった技術が誰でも使えるようになったのです。
当サイトでも大喜びで遊んでみました。「ControlNetの各種技術を使えば、難しいと思っていたAI画像生成によるラノベ挿絵作成が可能になるのでは?」って観点です。
遊んでみながら3Dキャラクターを用いて挿絵を作ることと、AI生成画像を用いることのメリット・デメリットについてアレコレ考えました。
考えているうちに、自分自身どっちが好きなのかわからなくなってきて、「3DキャラとAI画像生成キャラとどっちが好き?」みたいな投票をおこないました。このページでは投票結果と、アレコレ考えた結果を示します。
ちなみにPixAI.artで遊んだ軌跡は以下のとおりです。
↓始め方と基本的な遊び方について
↓他のかたのプロンプトを参考にする方法について
↓権利関係について
↓ControlNetの基本的な遊び方と「Strength」について
↓特にCanny(線画抽出)について
↓追加されたMethodを色々試した結果
それぞれ参考にしていただけると、さらに理解が深まるかと思います。
投票結果発表
3DとAI結局どっちが好き?
3DキャラクターとAI画像生成キャラクターとどちらが好きか、投票をお願いしてみました。
こんな漠然とした質問に24人もの方がお答えくださいました。ありがとうございます!
結果はご覧のとおりちょうど半々です。自分自身を含めるとAIキャラのほうが勝っている気もしますが、いずれにせよ僅差。どうやら世の中的に拮抗状態な疑問だったみたいです。
参考画像
ちなみに投票中にちょこちょこつぶやいた参考画像は以下のとおりです。
第一ラウンド、パロマ螺旋元気玉対決。
参考画像①はVRoid Studioで作ったキャラクターを、Dream by WOMBOの背景に合わせて、さらにopenCanvasで加工したもの(魔法都市カディンギルの追憶「5-7 ポールシフト」挿絵)。キャラクターにはズームぼかしがかかっていて、光の加減もいじってます。
参考画像②は①のキャラクターを元画像にしてPixAI.artで生成しました。「Strength」導入前だったので数値は不明。奇跡的にイイ感じに出来たものです。キャラクターだけ抜き出して①にはめ込みました。カメラ目線だし、やる気なさそうだけど、これこれでアリかと。
第二ラウンド、ミノ子みつどもえ対決。このサイトの「PixAI神Canny最強説編」で使った画像です。
参考画像③はVRoid Studioの撮影モードで背景無し保存したもの。作った本人が言うのもなんだけどミノ子のかわいさを再認識しました。やっぱり3Dキャラもいいなぁ。
参考画像④はMethod「Canny(線画抽出)」で①を元に生成。モデルは「Anything V3.0」で比重は「1.0」。詳細は元記事をご覧ください。顔もポーズも再現されていて、服もだいたいあってるからスゴイ。
参考画像⑤は④のモデルを「Cetus Mix V2」にしたもの。なぜか白髪になってるけど、雰囲気出ててイイ感じ。
これを出力したあたりで気づいたんだけど、CannyでVRoidキャラを再現してもらうと、あまり魅力的にならない。やっぱり人でも機械でも、のびのび好きなことやった方が上手くいくのかもしれない。
第三ラウンド、ミノ子アップ対決。これはもう完全にお遊びです。
参考画像⑥は③とほとんど同じだけど、ポーズを変えてアップしたもの。
参考画像⑦は⑥を元画像にしてモデル「pai-asian-real-mix」でStrengthは「0.7」です。ControlNetではなくて昔からあるimg to imgのほうです。すごいけどちょっとラノベって雰囲気とは違う。
第四ラウンド、アルマ暗黒対決。
参考画像⑧はVRoidキャラを、WOMBOの背景に合わせ、openCanvasで加工(魔法都市カディンギルの追憶「5-8 体は正直だ」挿絵)。キャラクターは基本的に陰をつけただけなんだけど、闇黒っぽい雰囲気の加工はしている。
参考画像⑨は⑧のPixAI.artバージョン。キャラだけCannyで線画抽出して、「Anything V3.0」モデルで比重「1.0」です。やっぱり自由に生成したもらったものに比べて、魅力はイマイチって感じ。
第五ラウンド、ミノ子再び対決。
参考画像⑩は当サイト「PixAIで遊ぼう」で使ったベース画像。純粋なVRoidキャラではなくて、Sampling Step「1」だった気がする。それでもミノ子のかわいさは損なわれていない。
参考画像⑪は「PixAIお祭り編」で生成してもらった画像。ベース画像なしのプロンプトのみで、自由に書いてもらったものです。やっぱり好きなように書いてもらった方が魅力的になる感じ。
おまけ、感謝画像失敗作。
まずは投げキッスをしてもらおうと思って「throw kiss, popping the party popper, smile, black short hair, white long robe」+作風プロンプトで生成。投げキッスがいかに難しいかがよくわかり挫折。
次は手でハートマークに挑戦。「heart hands, smile, black short hair, white long robe」+作風プロンプトです。ちょっとだけ左手でハートマークの上の方を作り、あとは胸の露出部分で再現するという荒業。PixAI……、恐ろしい子。
まとめ
このページでは3DキャラクターとAI画像生成キャラクターのどちらが魅力的かについて示しました。
示しましたって書いておいてアレなんですけど、当然結論は出ませんでした。自分的にもまだ迷い中、わずかにAI画像生成キャラリード。世の中的には投票をおこなった結果、拮抗しているという結果になりました。
つまり趣味の問題ですよ。当たり前の話ですけど。
と、無駄にアレコレ考えて、当たり前の結論に落ち着いて、それでも得るものはありました。おそらくこのふたつは「vs」関係にはならないものと考えています。ジャンプマンガのコラボ的な感じですね。
たとえばオープニングで悟空とルフィがひとつの骨付き肉をめぐって争うとします。するとそこに世界征服を企む悪者があらわれて、いろいろあって結局共闘する展開になるでしょう。最後はみんなで大宴会やって終わりです。おそらく3DキャラとAI画像生成もそんな関係。
ということで当サイト的には「VRoid Studioで作ったキャラクターの魅力を如何に引き出すか?」に注力しつつ、AI画像生成を横目でチラチラ見る、という作戦にします。
↓PixAIのまとめページは以下です。
↓VRoidの魅力も十分に引き出したいですよね。
↓自作LoRAを完全に諦めたわけではありませんよ。
↓Strengthさえ適切に設定すれば、3Dキャラ合成画像からのAIイラスト再描画も可能。