PixAI神OpenPose Full編

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サスケ
サスケ

今日は間違え探しだ! 最近のPixAI神Mehodリストを見てどう思う?

ミノ子
ミノ子

相変わらず唐突ですね。……変わってないみたいですけど、違和感があるようなないような

サスケ
サスケ

なんか長くね?

ミノ子
ミノ子

……あれ? OpenPoseがふたつ!?

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まとめ

PixAI.artにいつの間にか追加されていた新機能「OpenPose Full」で楽しく遊びます! 従来のOpenPoseが両手両足と体の軸を解析してくれたのに対して、OpenPose Fullは手や表情まで解析してくれるので、より細かな再現が可能となっています。

はじめに

ホント、間違え探しレベルで気づくのが難しい更新でした。ということで、いつ更新されたのかは不明。「ご参考までに」と同時? 「ポーズを選ぶ」がなくなったタイミング? まさか「ポーズを選ぶ」と同じタイミング?

いずれにせよ、こんな面白い機能を遊ばない手はありません。普通のOpenPoseと比較して、今回も楽しく棒人形しました!

↓PixAI.artまとめです。相変わらず更新頻度高くて勤勉ですなぁ。

↓Control.NetのMethodに関する記事です。

見せてもらおうか! Fullの実力とやらを!

間違え探し

PixAI.artではControl.Netが使えて、生成されるAIイラストのポーズ(棒人形、OpenPose)やら、雰囲気(ご参考まで)やらを指定できます。この指定方法がMehodですよ。それぞれに特徴があって面白いです

左画像がControl.Netが導入されたころのMehod(2月23日保存)で、右画像が最近(7月12日保存)です。「ご参考までに」が導入されてるから、長くなってるのは当然として、……長すぎる?

しばらく考えて「OpenPose」の後ろに「Full」が付いているものが追加された、ってことにやっと気付きました。……でもFullって何?

ここで気になったのが「ポーズを選ぶ」の存在です。

「ポーズを選ぶ」は、手の細かな状態(具体的に言うと指)と、顔の表情(目や眉毛、口など)付きの棒人形を、リストから選べるというものでした。いつの間にかなくなっていたけど、Fullって言ったらこういうこと?

ということで実際に手や表情を解析・認識、棒人形化してくれるのか、だとすればどんな感じなのかを確認しました。

手の解析・認識

まずは手ですよ。こういうのはともかくやってみるに限ります。

左が元画像、VRoid StudioキャラクターをDream by WOMBO背景で撮影した画像です。従来のOpenPoseですと棒人形は体の軸、両手両足、顔などしか表されません(真ん中画像)。それに対してOpenPose Fullの棒人形は両手の指まで解析・認識しています(右画像)。

左画像はモデル「Anything V4.5」、プロンプト「girl 1, solo, black short hair, purple eye, white robe」として、OpenPoseで生成してもらったAIイラストです。もちろん指の形はまったく元画像と違います。

真ん中画像は同じ条件を用い、OpenPose Fullで生成。こちらは右手の広げたようす、左手の握ったようすが見事に再現されています。……ちょっとぎこちないのはご愛敬。

右画像は自作したラミアLoRAを比重1.0で追加、モデル「Moonbeam」、プロンプトをLoRAキーワードだけにして、OpenPose Fullで生成したAIイラストです。これまたちょっとぎこちないですけど、手指はしっかり再現されます。校章ワッペンは気にしないでください。

以上から、OpenPose Fullは手指を解析・認識してくれるMehodであることがわかりました。やっぱり認識してくれる/くれないはありますけど、この点が従来のOpenPoseと大きく違う点であると確認できました。

顔の解析・認識

……あれ? でも顔は? 表情は認識してくれないの?

これがかなり難しいのですよ。同じくVRoid Studioキャラクターを持って来て、なるべく認識しやすいように顔どアップで挑戦しましたが、ご覧のとおり全滅です。あんまり3Dキャラクターと相性よくないのかもしれない。

よろしい! ならばAIイラストだ! とばかりに顔どアップの女の子を出力してもらって、これを元画像(左画像)にしました。モデルは「Anything V4.5」でプロンプト「1 girl, solo, smile, close-up」です。

それでもやっぱり認識してくれる/くれないはありましたが、どうにか解析・認識に成功(右画像)。

一度認識できてしまえばこっちのもの! ということで同じ表情のAIイラストをいくらでも生成可能になります(左画像、真ん中画像)。モデルは「Anything V4.5」でプロンプト「1 girl, solo」です。

さらにミノ子LoRAを比重1.0で用い、モデルを「Moonbeam」にかえて、プロンプトをLoRAキーワードだけにして出力したのが右画像です。微妙に違うような気がしないでもないですけど、まあとりあえずミノ子?といって良さげです。

以上でOpenPose Fullが予想通り「手指」と「表情」を認識してくれるMehodだと、確認できました。認識率は普通のOpenPoseに比べると低い感じですが、やっぱり難しいんでしょうね。いずれにせよ表現の幅が広がる面白機能であることは間違いないです。

まとめ

PixAI.artにいつの間にか追加されていた新機能「OpenPose Full」で楽しく遊びました。 従来のOpenPoseが両手両足と体の軸を解析してくれたのに対して、OpenPose Fullは手や表情まで解析してくれるので、より細かな再現が可能となっています。

↓何に使いたいか? もちろんオリジナルキャラの再現です!

↓Stable DiffusionにはOpenPose Editerがあるとかないとか……。

↓いつの日か下記にOpenPoseについての記事を追加したいです!

↓さらにパワーアップした「DW Pose」はこちらをご参照ください。