PixAI応用編

303ai_image_pixai2_00eyecatch AI画像生成
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サスケ
サスケ

画像生成の術に限りない可能性を感じる今日この頃

ミノ子
ミノ子

言い方は変ですけど、言いたいことはわかります。私もちょっとやってみて驚きました。……でも挿絵としてコンスタントに使うのは難しいかなぁ、と。

サスケ
サスケ

同感だ。ここはひとつ、今は難しいけど将来のためと割り切って、この界隈に貼りついているのが吉と見た。

ミノ子
ミノ子

とかなんとか言って、かわいい女の子画像が好きなだけでは……

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要約

PixAI.art応用編ということで、他のかたのプロンプトを参考にして画像を生成する方法を紹介します。ギャラリーの画像を見て、気に入ったものと同じような作風でAI画像を生成できるという夢のようなことが可能です。

実際にライトノベルの挿絵に使うのはまだまだ難しい印象ですが、AI画像生成には限りない可能性を感じていす。

はじめに

今回は以前投稿した下記の記事の続きだと思っていただければ幸いです。

PixAI.artは今のところ一日十回くらい遊べるハイクオリティーなAI画像生成サービスです。生成画像を見れば一目瞭然。ともかくキャラクターがスゴイ。簡単にかわいいキャラクターが出てきます。

PixAI - Anime AI Art Generator for Free
Unlock creativity with PixAI's AI art generator. Generate high-quality anime AI art effortlessly. Explore AI tools, char...

前回の結論は以下のとおりです。

①キャラクターは魅力的だけど、毎回微妙に違う
②思った通りのポーズ、構図にするのが難しい
③権利関係は不明・「Strength」パラメータがない

①と②はAI画像生成全般に言えること、③はPixAI.art限定、っていうか個人的に見つけられていないだけ? ②は勉強すればある程度いける、③も頑張って調べる、しかし①は今のところどうしようもない。ってのが感想でした。

今回は使い方の応用を紹介するとともに、上記の問題をどうにかできるか? について考えを示します。

*この記事には続編的な物があります。特に権利関係では、この記事作成時には見つけることができなかった記述があり、PixAIで生成したコンテンツの使用が自由であることが確認できています。(2023/2/18追記)

↓PixAI.artの権利関係に関する記事

PixAI応用編

お気に入り画像を探す

とりあえずかわいい女の子は生成できるようになりました。すると次は好みの作風でお願いしたくなってくるのが人情です

そんなときはPixAI.artの大きな魅力であるギャラリーに行きます。

303ai_image_pixai2_01gallery
PixAI応用編 – ギャラリー

ここで他のかたが生成されたAI画像を見て、お気に入りの作風をチェックできます。ただし、中にはR18寄りのものもあるのでご注意ください。

ギャラリーではただ画像を見るだけではなく、プロンプトを確認できます。たとえば「minoko」と検索します。

303ai_image_pixai2_02minoko
PixAI応用編 – minoko検索

当サイトで生成したミノ子の画像がいくつか出てきました。この下にも近い検索結果のものがたくさん出てきます。

「minoko」の画像の中から気になったものをひとつ選んでクリックします。

303ai_image_pixai2_03black_minoko

ついつい左側の画像に目が行ってしまいますが、問題は右側のプロンプトです。自分で生成した画像のプロンプトだけでなく、他のかたが生成に使ったプロンプトもこのようにして見ることができます。

ギャラリーを眺めて、気にいった画像のプロンプトを参考にして画像を生成できる、これがPixAI.artの大きな魅力です。

お好みプロンプトの作り方

たとえば先ほどの画像の場合、プロンプトは以下のとおりです。

プロンプト

right fist shining, punch with right hand, in dark cave, cute, girl1, black hair, short hair, black robe, broken clothe, Scenes with extreme detail {{{extremely detailed CG}}}}},{{8k_wallpaper}}, illustration, overexposure, dynamic angle, focus,((extremely delicate and beautiful fabric)) ((beautiful detailed background)), beautiful details in the wind, ((extremely delicate and beautiful fabric)),((beautiful detailed surround)), beautiful details in the wind,wide vision ,wide-angle, {{{masterpiece}}}}, {{{best quality}}}, {{{highres}}}, {{good anatomy}}, {{{hyper detailed}}}, extremely delicate and beautiful, ultra-detailed,beautiful, {{{beauty}}},original, extremely detailed ),best quality, loating,beautiful, {{{beauty}}}

長いなぁ、よくわからないなぁ、と思ってしまいますが、実は入力した本人ですら半分以上理解していません。

前のほう「right fist shining, punch with right hand, in dark cave, cute, girl1, black hair, short hair, black robe, broken clothe, 」あたりまでは中学生的な英語が並んでいます。このあたりは自分で書きました。無視されているものが多いですけど。

その後、「Scenes with extreme detail~」から急に専門的になっているのがわかるかと思います。これは他のかたのプロンプトをほとんど借用したものです。イメージに合わない部分は削除していますが、作風はほぼそのままいただきました。

このようにPixAI.artのすごいところは、お気に入りの画像からプロンプトを借用できるところです。多少取捨選択して、自分のイメージをあらわす単語を追加すれば、信じられないほどキレイなAI画像が出力される。まさに魔法です。

ということで調子に乗って登場人物(女子に限る)を出力しまくったのが以下です。

このクオリティーがホイホイ出力されるわけですよ。たまに手足が変だったりもしますが、それを補って余りあるクオリティー。

あきらかに、労力<成果、ですよね。つくづく怖ろしいサービスです。AI画像生成をライトノベル挿絵に用いるハードルが高くとも、挑戦したくなる気持ちがわかっていただけるかと思います。

同じことは他のAI画像生成サービスでもできます。たとえば、AIイラスト専用の投稿サイトchichi-pui(ちちぷい)では、サービスの垣根を越えて様々なAI生成画像とプロンプトが公開されています。

chichi-pui(ちちぷい)| AI画像専用の投稿&生成サイト
chichi-pui(ちちぷい)| AI画像専用の投稿&生成サイト

ちょっと前までやってた武器コンテストのクオリティーとかすごかったですよ。ただし、ここでプロンプトを見るためにはユーザー登録が必要。

ということで、一度の登録でAI画像生成とお気に入りプロンプト探しが両方楽しめるPixAI.artは、我々初心者にとってまことにありがたいサービスです。

AI画像生成はどこへ行くか?

結局挿絵には難しい……

ここまで散々持ち上げておいてなんですけど、いろいろやってみた結果やっぱり挿絵に使うのは難しいと思っています。実は前回気になった問題をまったく解決できていなかったりします。

①キャラクターは魅力的だけど、毎回微妙に違う
②思った通りのポーズ、構図にするのが難しい
③権利関係は不明

正直、今のままでは映える画像を生成すること以外になかなか使い道がないかなー、と思っています。もちろん、それだけで十分すごいんですけどね。

しかし、ここまですごいんだから挿絵に使ったり、漫画を描いてみたり、動画を作成したりに挑戦したい。おそらく最先端の技術では可能なのでしょうが、我々初心者まで降りてくるのにはもう少し時間がかかりそうです。

①キャラクターは魅力的だけど、毎回微妙に違う

この問題をクリアできない限り、単発のイラストにしか使えないんじゃないでしょうか。

連続性のある物語の中で顔や髪型、服が変わるのは困ります。イラストだって「このキャラクターを使いたい! 微妙な改変もなし!」って場合はあると思います。

しかし、有名キャラクターなら上記が可能なことを考えると、方法はあるっぽいです。おそらく大量の画像を学習させているからかと思います。ということで、自分のパソコンでAI画像生成環境を構築して、自分で作成した画像を学習させればOK?

これってVRoidのような3Dキャラクター作成ソフトを使えば、出来るような気がします。必要な画像が数十枚なのか数百枚なのか知りませんが、イチから描くよりはずっと早いです。

もっと言えば3Dデータ自体を学習してもらえば、さらに手軽にできるはずです。現在行っているテキストからイメージを生成する「txt to img」や、イメージからイメージを生成する「img to img」ではなく、「vrm to img」とでも言えば良いのでしょうか。

……まあ、まず高価なハイスペックパソコンは必須でしょうね。さらに言えば初心者が自分で作った3Dデータを学習させられるようになるのは、だいぶ先のような気がします。根気強く待ちますけどね。

②思った通りのポーズ、構図にするのが難しい

AI画像生成で思いもよらない神構図が出力される、なんてこともあるかと思います。でもやっぱり、自分で思い描いたポーズや構図を再現してほしい時もあります。

これだってきっとできますよね。3Dキャラクター自体のデータ、ポーズのデータ、複数キャラクターの配置データをもとに画像生成できれば良さそう。3Dモデリングソフトの機能のひとつとして、出力画像のAI処理が出てきたっておかしくありません。

この技術が一般的になれば、絵の描けない漫画家だって登場するかもしれません。物語を作るすそ野が一気に広がることで、創作が今以上にポピュラーな趣味になったら嬉しいです。

③権利関係は不明・「Strength」パラメータがない

これに関しては探しているのですが、見つけられていません。

PixAI - Anime AI Art Generator for Free
Unlock creativity with PixAI's AI art generator. Generate high-quality anime AI art effortlessly. Explore AI tools, char...

上記にライバシーポリシーはあるんですけど、権利関係の記述はここにはないんですよね。ということで、前回同様、ある日突然このページからすべての画像が消え去るかもしれません。そしたらまったく意味の分からない記事になりますね。

権利関係についてはわかり次第即更新したいと思っています。

まとめ

PixAI.art応用編ということで、他のかたのプロンプトを参考にして画像を生成する方法を紹介しました。ギャラリーの画像を見て、気に入ったものと同じような作風でAI画像を生成できるという、夢のようなことが可能です。

実際にライトノベルの挿絵に使うのはまだまだ難しい印象ですが、限りない可能性を感じるのも事実。しばらく情報収集していろいろやってみようと思っています。

↓PixAI神まとめです。

↓遊び始めてそろそろ1年というタイミングでプロンプト勉強開始です。