ミノ子ちゃんが制服の下に何も着けないで、前はだけてる画像見たよ。私たちって趣味が合いそう!
あれは……、その、間違いというか何と言うか……。本来ああいう格好はアルマさんにこそ似合いそうな路線ですし……。
……ぴこーん!
……あ、余計なこと言っちゃったかも。
要約
武者修行第六回はアルマに挑戦します。変な格好なので心配したのですが、かなり素直にLoRA化完了。余裕があったので、3Dキャラクターでは表現しきれなかった部分に挑戦するべく遊んでみます。繰り返し再現性はない予感ですが、Inpainting機能マスク編集の優秀さを再確認です。
はじめに
今回のモデルであるアルマは、制服(白いローブ)の前をはだけ、黒い下着を覗かせているという衣装が特徴的な変態サキュバスです。再現が難しい校章ワッペンがある上に、奇抜な格好……。嫌な予感がプンプンします。
でもまあ、男キャラの非イケメンよりはマシかなぁ……、程度で取り組んだのですが、思いのほか素直でビックリしました。ひょっとして優等生?
↓これまでの紆余曲折は以下をご覧ください。
↓自作LoRA学習にご興味があれば是非!
LoRA化の優等生
心配は杞憂でした
今回もPaperspaseを使って学習画像枚数30、繰り返し数10、エポック数は24です。学習画像はVRoid Studioキャラクターを単色背景やらDream by WOMBO背景やらで撮影しました。詳しい条件は以下をご参照ください。
PixAI.artへのLoRA投稿の方法は以下に詳しく書いてあります。
投稿したLoRAを用いてプロンプトはLoRAトリガーワードのみ、モデル「Moonbeam」で「一括(x4)」生成です。無理のないAIイラストを生成していただくため、今回も比重の値を振って確認します。
はい! 一発OK! 変な格好なので心配したのですが、杞憂でした。もちろん比重「1.0」が完璧ですね。もう言うことありません! 大満足!
ハイパーチェンジ!
こうなってくるとハイパーチェンジもおそらくラクショー。ハイパーチェンジとは当サイトで勝手におこなっている画質向上手法でして、再現の難しい部分(今回だったら校章ワッペン)以外を、作風プロンプト付き別モデルで書き換えてもらう技です。詳しくは以下をご参照ください。
校章ワッペン以外をInpainting機能マスク編集、使用モデルはいつもの「Anything V5」でプロンプトは「girl 1, solo, black long hair, blue eye」+作風プロンプトです。Strengthはいつものように振りますよ。
Strength「0.35」はちょっとぎこちなさが残り気味、「0.45」は自由過ぎ、ですのでやっぱり「0.40」が妥当かと思います。っていうか、元が素直だとハイパーチェンジもやりやすいですなぁ。前回の苦労がウソのようです。
ということで今回はこれにて終了。また次回お会いしましょー! ……なんてわけにも行かず、上手くいったら上手くいったで欲が出てくるの人間ですよね。
具体的にいうと下着が気になります。もともとの3DキャラクターはVRoid Studioのデフォルト黒下着ですので面白味に欠けます。おそらくこんな変態キャラクターなら下着にもこだわりがあるはず、などと思いつつ、そこまで凝ることが出来ていませんでした。
もちろん再現性という点では前出の面白みに欠けた黒下着が正解です。でもAIイラストなら簡単に夢をかなえられる……? 実際にStrength「0.45」の下着はレースを使ってて、良さげな雰囲気じゃない? などと余計なことを考えつつ、挑戦してみます!
余計なことに挑戦
AIにおまかせ修正
当サイトの作風プロンプトは、何もない無地の服に模様を付けるのが大好きです。さっきのStrength「0.45」以外にも、これまで散々フリフリレースを出現させてくれています。ならば単純にStrengthを上げれば、オシャレ下着が出来上がる?
これを確認するべく、先ほどのStrength「0.40」画像をふたたびInpainting機能マスク編集です。黒い下着部分にだけマスクをかけ、プロンプトはそのまま、Strengthを振ってAIイラスト生成してもらいます。
Strength「0.6」と「0.8」が大人しい。もっとフリフリレースになってくれるかと思ったんですけど、期待に反してそうでもない。これはちょっと作戦を変える必要があるみたいです。逆に「1.0」は予想通りです。「一括(×4)」生成で3/4がこうでした。これも良いんですけど、今回の主旨とは違います。
プロンプトで修正
作風プロンプト+Strengthアップで失敗したのなら、今度はもっと明確にお願いしてみますか。だいたい考えてみれば、下着部分を修正するのに「girl 1, solo, black long hair, blue eye」+作風プロンプトはおかしいですよね。
同様にInpainting機能マスク編集のStrength「1.0」、プロンプト①は「black bra」、②は「black bra with race」、③は「black sexy bra」で、それぞれ+作風プロンプトです。これでどうだ!
大成功! プロンプト①で布面積縮小、②はレースだらけ、③もフチ部分がレースっぽいです。
もちろん、この方法で得られた下着に繰り返し再現性はないでしょう。繰り返し再現性を求めるとなると、学習用画像とする3Dキャラクターの下着からこだわる必要がありそうです。だとしても、一過性の修正、あるいはそこまで気にしないって場合には今回の方法で十分です。
ということで今回の武者修行もハイパーチェンジ大成功! さらにプラスでこだわり修正大成功です!
まとめ
武者修行第六回、アルマに挑戦しました。変な格好なので心配したのですが、かなり素直にLoRA化完了。余裕があったので、3Dキャラクターでは表現しきれなかった部分に挑戦するべく遊んでみました。繰り返し再現性はない予感ですが、Inpainting機能マスク編集の優秀さを再確認です。
↓Inpainting機能マスク編集とは? これがまた面白いんですよ。
↓PixAI.art自体が気になるって方はこちらをどうぞ。
↓再現性を求める場合には、3Dキャラクターそのものにこだわる必要がありそう。