AIピクターズで遊んでみた

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サスケ
サスケ

井の中の蛙、大海を知らず!

ミノ子
ミノ子

たまには他のAIイラストメーカーで遊んでみたら新しい発見があるかも? って素直に言えば良いじゃないですか

サスケ
サスケ

素直にアイムソーリー!

ミノ子
ミノ子

珍しく認めた!

要約

色々なAIイラストメーカーを調べる、という活動の続きとして、実際にAIピクターズで遊んでみます。その結果かわいい美少女系も、リアルな美女系もOK、無料で1日30枚AIイラスト生成できて商用利用可能、というハイレベルでありがたいAIイラストメーカーであることが確認されました。

はじめに

ラノベ挿絵に適しているかどうか、という独自目線でAIイラストメーカーを調べた結果、おすすめ一位はいつもお世話になっているPixAI.artでした。でも他にも気になったものがいくつかあったので、その一環として今回はAIピクターズで遊んでみます。

前回の調査ではかなりの高得点を叩き出しており、何より日本語でのコミュニティが魅力でした。実際にAIイラストを作成することで、使い勝手を確認したいと思います! (情報は2023年11月23日時点のものですよ)

↓おすすめAIイラストメーカーの記事はこちら。

↓おすすめ一位だったPixAI.artの紹介はこちらをご参照ください。

AIピクターズの遊び方

概要

まずは簡単に概要を確認してみます。今回はPCでもってブラウザ版へGO。最近アプリもリリースされたみたいですけど、それはまた別の機会に。

AIピクターズ
AIで作った画像を公開してみよう!AIイラスト・小説投稿サイト「AIピクターズ」、AIイラスト・AIフォト・AIグラビア・AI小説投稿サイトです。
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AIピクターズで遊んでみた – トップ画面

いきなりトップ画面に「イラスト無料生成」とあります。無料と言われると押したくなるのがヒトのサガ。躊躇せずポチッとな。

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AIピクターズで遊んでみた – 生成画面

そうすると生成画面へと案内されます。左側に設定があって、真ん中にプロンプトを入れて、右側に作品リストが表示されるっぽい。初見でも「AIイラスト生成のやり方がわからなーい」なんてことがない、わかりやすい作りです。個人的にはPixAI.artと左右反対パターンで、なんか新鮮。

設定はこれだけではなくて、下の方に色々とあります。LoRAとかサイズとか。さらに下には「Aipictors+」の紹介があって、注意事項も記載されています。「すべてのモデルは個人利用可です。」、「すべてのモデルは商業利用可です。」の表示がありがたい。

サイズは【正方形】768 x 768、【縦長】768 x 1200、【横長】1200 x 768の3種類です。ちょっと高精細な768pixelがデフォルトっぽいですな。

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AIピクターズで遊んでみた – Aipictors+のメリット

「Aipictors+」の内訳はこんな感じです。フリーだと1日30枚低速モードが、課金によって枚数が増え、高速モードが可能になっていく感じ。その他にも同時生成とかLoRA数とかメリットがあるみたいです。ちなみに試した感じだと低速モードでも10~20秒くらいでした(祝日夕方)。

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AIピクターズで遊んでみた – モデル

モデルはめっちゃたくさんあります。かわいい系美少女イラストが29種類、美男子イラストが1種類、リアル美女系グラビアが4種類、背景2種類、獣系1種類の全部で37種類。リアル系の比率が少な目で、ちびキャラ標準装備なところを見るとアニメ寄りなイメージです。

LoRAは絵柄23種類、背景1種類、肌3種類、髪2種類、目9種類、マンガ表現17種類、タレ目20種類、ツリ目31種類、ジト目2種類、標準目8種類、全体エフェクト2種類、表情2種類です。どうやらAIピクターズはツリ目派が優勢みたいです。個人的にはマンガ表現と全体エフェクトに興味津々。

これで概要は大体わかりました。ここから先はAIイラストを生成してもらわない事には何ともわからない領域。ということでGoogleアカウントでもってログインしました。

見せてもらおうか! AIピクターズの実力とやらを!

まずは基本から。これまでPixAI.artのモデル検証でも使ってきたプロンプト「smile, black short hair, white robe」でリクエストします。

モデルはデフォルトで挙がっている「ProfiteroleMix」、「blazingrealdrive_V01c」、「lametta_v1745_fp16」の3種類でお願いしました。サイズは768pixelの正方形、LoRAもなければ、ネガティブプロンプトもデフォルトなシンプル状態です。

ほうほう、これはこれは。十分かわいいしキレイだし、文句なしのクオリティです。「ProfiteroleMix」はPixAI.artでいうところの「Moonbeam」、「blazingrealdrive_V01c」は「PixAI Real」的な感じですかね。「lametta_v1745_fp16」がちょっと新鮮な感じ。

お次は例の作風プロンプトを使ってみますよ。作風プロンプトについて、詳しくは以下をご参照ください。

基本さっきと同じ状態で、呪文の最後に作風プロンプトを追加してAIイラスト生成。ものすごく長いからどうかと思ったのですが(PaperspaceでStable Diffusionを試したときには入らなかった)、全部受け付けてもらえました。

それぞれしっかり雰囲気が出ています。相変わらずの実力ですな。「black short hair, white robe」だとだいたい護廷十三隊風の衣装になるのですが、作風プロンプトを入れるとひらひらドレスに変化します。ゴージャス感アップで良いんじゃないでしょうか。

LoRAも試してみます

こんなにたくさんLoRAがあるんですから、やっぱりちょっと遊んでみたくなります。絵柄「キャラが3Dモデルの様に描かれます1」、目「ネコ目」、全体エフェクト「集中線」に挑戦。モデルは「ProfiteroleMix」固定で、呪文は「smile, black short hair, white robe」のみです。

……思ってたんと違う。まあ、3Dモデルは成功だと思います。たしかにそれっぽくなった。ネコ目もそれっぽいですけど、なぜ男? 集中線は窓枠?とカーテンで線が引かれてますけど、集中線ではないですよね。

ネコ目に関してはマンガ的な「lametta_v1745_fp16」のほうが良いのかなー、なんて考えました。さらに呪文を簡単にしたほうがLoRAが通りやすい可能性があるので「girl 1」のみに変更。この状態で「ネコ目」と「集中線」に再チャレンジです!

ネコ目は完璧? ネコ目ってよりはアブナイ人の目みたいで怖いですけど、一応目的達成っぽい。集中線は全然違うじゃん! ……と思ったけど道路や建物線が集中線みたいになっていることに気付きました。そういうこと?

遊んだ感想

実際に思い通りのAIイラストをお願いする作り方はまだまだですけど、何となく基礎はわかった気がします。

ControlNetが見当たらず、LoRAも種類が限られているっぽいので、当サイトみたいな変なAIイラスト作成には向かないような気がします。でも美少女系もリアル系も簡単に生成できますし、アニメよりだしでプロンプト勝負派の人には十分魅力的なAIイラストメーカーです。

なにより低速とはいえ1日30枚は魅力的です。このあたりはPixAI.artの1日9回(「一括(x4)」生成で36枚)とどちらがお得かは使い方次第かなー、と思ってます。ライトノベルの挿絵に再現性はあんまり必要ないよ、って人には向いてますよね。オムニバス形式の小説とか良さげ。

さらに商用利用可能なのもありがたいポイントです。小説が思いがけずウケて、上手くいったらkindle的電子書籍販売で作家デビュー、なんて夢も見られるのですよ。……いいでしょ! 夢なんだから勝手に見ても!

以上より、AIピクターズは文句なしに優れたAIイラスメーカーであることが確認されました!

まとめ

色々なAIイラストメーカーを調べる、という活動の続きとして、実際にAIピクターズで遊んでみました。その結果、かわいい美少女系も、リアルな美女系もOK、無料で1日30枚AIイラスト生成できて商用利用可能、というハイレベルでありがたいAIイラストメーカーであることが確認されました。

↓PixAI.artの会員制度と比較してどう考えるかは難しいところです。

↓ControlNetで「Reference only」とか使えるとありがたいです。

↓……現実逃避していないで、オリジナルキャラのLoRAを作らなければ。