……ハァハァ、ちびキャラアルマたんハァハァ
キモッ! いきなりキモッ!
失礼。取り乱してしまった。ちびキャラが読者の心をつかむメカニズムについて研究していたんだ。……ハァハァ
犯罪には走らないでくださいよ
要約
ラノベ挿絵作成の実践編として、拙作『魔法都市カディンギルの追憶~アメイジア帰還計画発動~』の挿絵と作成手順を紹介します。今回は第八章、8-10~8-12、三話分に掲載した挿絵計六枚です。参考にしていただければメッチャ嬉しいです!
はじめに
合成沼もお絵描き沼も一通り経験して、今度は別モデルに手を出してみました。ズバリ、ちびキャラです。マンガやラノベなんかでも、ギャグっぽいシーンで使われる人気のスタイルです。目指せ! 癒し系ラノベ! ……無理か。
『挿絵コレクション - 第八章』のリンクは以下のとおりです。
コイツこんなふうにして作ってるのかー、みたいに眺めて、ご参考にしていただければ幸いです。
↓その他の挿絵については以下をご参照ください。
↓記事中に出てくるハイパーチェンジについては以下をご参照ください。
色々試してます
前提条件
だいたい以下の流れで挿絵を作りました。
- ポーズをつけるための「元画像」をAIイラスト生成
- 「元画像」を「OpenPose Full」で認識してLoRAを使って「LoRA生成画像」を出力
- 画像加工(合成、修正、効果追加など)して「加工画像」を作成
- ハイパーチェンジで「ハイパーチェンジ画像」にして完成
AIイラストはPixAI.artで生成してもらいました。1と2はモデル「Moonbeam」で、4は特に断りがない限り「Anything V5」です。LoRA生成は基本トリガーワードのみで比重は「1.0」としています。
「Openpose Full」の比重は大体の場合「1.0」です。お絵描きはOpencanvasを使っていますけど、何でも良さげな予感。ハイパーチェンジや、Inpainting機能マスク編集を使う際のStrengthはその都度調整しています。
AIイラストの生成はほぼ全部「一括(×4)」でおこなっています。四枚の中から最も良いものを選べるのでガチャ的に強く、メール認証していればコスパ最強だからです。元画像の流用が多いのもこのお陰だったりします。
シナルパンチ
シナルがニムロデにパンチを食らわせるシーン。本当は殴りたくない、みたいな微妙な表情を浮かべてほしい挿絵です。
元画像は「A girl punching with her outstretched arm」です。これまた別シーン用に生成してもらったイラストの流用。服はLoRA生成画像①が、顔は②がイイ感じです。こうやって見るとシナルはVRoid Studioの3DキャラをしっかりLoRA化できているっぽいです。
合成して、魔法効果を描いて加工画像完成です。ハイパーチェンジ画像は「angry, crying, black short hair, brown eye」+作風プロンプトで、Strength「0.40」。PixAI.artが複雑な表情をしっかり演出してくれています。
良いんですけど、やっぱり合成が多いと時間がかかるのですよ。特にこの挿絵は背景を補うのが大変でした。LoRAで全部完璧に出てくれれば良いのですが、あんまり指定するとキャラが崩れるし、精進するしかないなぁ、と思っています。
覗きこむアルマ
倒れたニムロデを覗きこむアルマのシーンです。こういうポーズはよくありそうですけど、元画像のプロンプトに苦労しました。
「Girl looking down and peeking」で元画像を生成してもらいました。日本語だと覗きこむって言いますけど、英語だと物陰からのノゾキ的な雰囲気になるんですかね。言葉って難しいなぁ。ちょっと控えめで幼い感じですけど、LoRA生成画像はしっかりしています。
加工画像はノイズ的な部分の修正のみのラクチンパターンです。「smile, black long hair, blue eye」+作風プロンプト、Strength「0.40」でハイパーチェンジ画像を得ました。
背景が明るく、キャラが暗い不気味な雰囲気の挿絵にできたと思っています。これくらいの修正だと楽なんですけど、そうは問屋が卸さないのですよ。
アルマちびキャラ
何か変わったことに挑戦したいと思い作った挿絵です。ということで、ちびキャラ。以前の武者修行で試していたので、それを応用しました。「Openpose Full」を使わない、ほかとはちょっと違う手順になっています。
モデルは「Jordani Yamil Verdecia Lago」さんの「Chibi Style 1.1」を使わせていただきました。ありがとうございます! ポーズは出たとこ勝負のガチャでLoRA生成画像を得ました。ちびキャラでも3Dキャラの特徴を再現してくれる辺り流石です。
背景付きのキャラクター画像が欲しかったのですが、トリガーワード+「in night forest」で生成してくれたのが背景画像。あきらめて合成、お絵描きして加工画像としました。ハイパーチェンジ画像はプロンプト「girl 1, solo」、Strength「0.35」です。
ポーズがガチャになってしまうのが怖いですけど、ちびキャラも面白いと思っています。なんてことを考えながらも、なかなか機会がないのですよ。ギャグ的シーンでは積極的に使いたいです!
女王様イリス
もともとフレンドリーな先輩であるイリスが、女王様みたいな冷たい雰囲気で登場するシーン。LoRA化優等生で魔法効果もない挿絵なら、だいぶ慣れてきました。
元画像は「dignified queen」で生成してもらいました。トリガーワード+「elf girl, blonde hair, in night forest」で、加工不要なLoRA生成画像ゲット。ハイパーチェンジ画像は「elf girl, angry, blonde long hair, blue eye」+作風プロンプト、Strength「0.35」です。
今思ったんですけど、元画像みたいに白黒にしても面白かったかもしれません。もうちょっと色々と試行錯誤するべきだったと反省。
ブチ切れマイン
炎の中から登場するマインです。ブチ切れってほどブチ切れてないので、魔法的な加工はなしです。
「girl emerging from flames」で元画像を生成してもらいました。トリガーワード+「emerging from flames」でLoRA生成画像ゲットです。元画像と合成、ちょっとだけ右手を修正して加工画像としました。
ハイパーチェンジ画像は「fearless smile, red long hair, red eye」+作風プロンプト、Strength「0.35」です。……今見てみると、袖だけ色が違ってるのが変でしたね。まあ、これくらい誰も気にしないでしょう。
元画像の背景を利用して、そこにLoRA生成画像を合成する、というのが、私がよくやっているパターンな気がしてきました。あんまりいっぱい合成すると大変なので、このくらいでおさまってほしいです。
マインも3Dキャラから上手いことLoRAファイルを出力できていると思っています。最近追加されたPixAI.artのLoRA学習で、こんな感じにAIイラスト生成できるようにすることを目指したいです。
ドヤ顔アルマ
ニムロデたち相手にドヤ顔のアルマです。上の元画像背景合成パターンよりもっと簡単でありがたいのが、この合成しなくていいパターンです。
元画像は「A girl who is full of confidence and sticks her right hand forward」です。……だいぶ違うけど、自信に満ちあふれている感はあります。ここからトリガーワード+「in night forest」でLoRA生成画像をお願いしました。
背景がそのまま出力されてくれるとホントありがたいです。細かい部分をちょこちょこいじって、加工画像としました。ハイパーチェンジ画像は「smile, black long hair, blue eye」+作風プロンプト、Strength「0.35」です。
PaperspaceでLoRA生成したときの検証として、プロンプトでいろいろポーズをとってもらいましたが、実践では「Openpose Full」でポーズを指定していますので、ちょっと違っているかもしれません。ブレないLoRAって点では、目指すところは一緒ですけど。
まとめ
ラノベ挿絵作成の実践編として、拙作『魔法都市カディンギルの追憶~アメイジア帰還計画発動~』の挿絵と作成手順を紹介しました。今回は第八章、8-10~8-12、三話分に掲載した挿絵計六枚です。参考にしていただければメッチャ嬉しいです!
↓PixAI.artにLoRA学習機能が追加されました。3Dキャラの再現も目指したい!
↓とどまるところを知らない進化。もはやPixAI.artなしでは何もできない状態です。
↓LoRA学習が一般的になったことで、このチャートも大きく変わりそうです。
↓5践目はイリス大活躍回です。ControlNetダブル掛けでも崩れない堅牢LoRA!
↓まさかそんなことはないと思いますけど、女装バージョンのほうが多くなったりして。